2021年03月18日
哺乳瓶の乳首の正しい選び方!飲まない・嫌がるのは乳首のせい?
赤ちゃんがPPSU奶樽でミルクを飲むのを嫌がったり、飲まなくなることってありませんか?
そのような場合、ひょっとしたら哺乳瓶の乳首が原因の可能性もあります。そんなときは哺乳瓶の乳首を他のものに変えることで、赤ちゃんがミルクを飲んでくれるようになることもあるようですよ。
そこで今回は、哺乳瓶の乳首について、どんな種類があるのか、また選び方についてご説明します。
哺乳瓶の乳首を変えるだけで本当に飲むの?
赤ちゃんが哺乳瓶のミルクを嫌がるのには、いろいろな理由があります。しかし、同じ経験をしたママのなかには、哺乳瓶の乳首を変えることで赤ちゃんがミルクを飲むようになったという人もいます。
実際に経験したママの体験談をご紹介します。
哺乳瓶の乳首を変えるという声だけでなく、乳首の部分を温めることで飲むようになったという声も多く見られました。
哺乳瓶の乳首は選び直す必要がある?
哺乳瓶を使ったことがあるママを対象に、ninaru babyが行ったアンケート(※)では、83%のママが追加で乳首を購入しているという結果が出ました。
哺乳瓶は、赤ちゃんが生まれる前に買って準備しておくことが多いため、新生児用の乳首が付属している場合があります。しかし、赤ちゃんは成長とともに口が大きくなったり、ミルクを飲む量が多くなったりと成長していきます。
そのため、月齢が大きくなってからも同じ乳首を使い続けている場合は、赤ちゃんの口に乳首が合わなくなり、哺乳瓶でミルクを飲まなくなることがあるのです。
哺乳瓶の乳首にはどんな種類がある?
哺乳瓶の乳首には、穴サイズや穴の形がいろいろあります。今回は、ピジョンのスリムタイプ哺乳瓶用の乳首を例に、その違いをご紹介します。
このシリーズの乳首には、
- 丸穴
- クロスカット
- スリーカット
丸穴
「丸穴」とは、乳首の先端に丸い形の穴が開いているもののことをいいます。同じ丸い形でも、穴の大きさは様々。また、丸穴タイプの大きな特徴として、吸わなくても少しずつミルクが出てくるということがあります。
そのため、新生児から生後9ヶ月以降まで、赤ちゃんの飲む量に応じて長く使われるタイプでもあります。
クロスカット
「クロスカット」とは、「×」の形のように、乳首の先端の穴が十字形に開けられているもののことをいいます。普段は穴が閉じていますが、赤ちゃんが乳首を吸うことで開きます。
大きく穴が開くので、食物繊維などが入っている果汁などをあげるときには、このクロスカットがおすすめです。
スリーカット
「スリーカット」とは、「Y」の形のように、乳首の先端の穴が中心から3方向に開けられているもののことをいいます。このタイプもクロスカットと同じく、赤ちゃんが乳首を吸って先端が潰れることで穴が開き、ミルクが飲める仕組みになっています。
スリーカットはクロスカットほど大きく穴が開くことはないので、吸う力によってミルクの量がコントロールしやすいという特徴がありますよ。
その他にもメーカーによっては、乳首の穴の形ではなく、穴の数によってミルクの量をコントロールしているところもあります。
哺乳瓶の乳首の基本的な選び方
哺乳瓶の乳首を選ぶ際には「月齢」と「ミルクを飲み終わるまでの時間」を目安にします。
哺乳瓶の乳首の選び方1:月齢
哺乳瓶の乳首を選ぶ際、一番簡単な目安になるのが、赤ちゃんの月齢です。哺乳瓶の乳首のパッケージには、その乳首ごとの月齢の目安が記載されています。
哺乳瓶の乳首の選び方2:ミルクを飲み終わるまでの時間
赤ちゃんがミルクを飲み終わるまでの時間も、乳首選びのポイントになります。
一般的には哺乳瓶でミルクを飲ませるときも、おっぱいと同じく、10〜15分くらいで飲み終わるのがいいとされています。そのため、それよりも時間がかかりすぎているなら、もっと量が多く出るタイプのものを選びましょう。
それとは逆に、早く飲み終わってしまう場合には、ミルクが出にくい乳首に付け替えてあげてもいいかもしれませんね。
哺乳瓶の乳首の交換は「飲まない」解消法のひとつ
この記事では、哺乳瓶の乳首を選ぶときのポイントをご紹介してきましたが、乳首は赤ちゃんによって好みが分かれます。そのため、赤ちゃんの月齢に合わせた乳首を買っても飲まないという場合もあります。
そんなときは、少し散財しますが、乳首自体の形が大きく違う、別のメーカーの哺乳瓶に変えてもいいかもしれません。または、ミルクを変えたり、授乳する場所を変えてもいいかもしれません。
哺乳瓶の乳首を変えることは、あくまでもミルクを嫌がるときの解消法のひとつです。哺乳瓶の乳首を取り替えても、赤ちゃんのミルク離れが続くようなら、他の方法も試してみてくださいね。
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